ボツワナ日記

羊(メス)売ります。

幹線道路沿いで家畜の放牧を見ることも珍しくないハボロネですが、昨日の朝、出勤してみたら、庁舎の中央玄関にある掲示板に「羊(メス)売ります。 健康に成長済み。 1頭400プラ。」の張り紙がありました。 メスの羊が8,000円というのは果たして手頃な値段なのだろうかと疑問に思うと同時に、こういった張り紙を許可するとってものんびりした政府機関の様子に噴きだしそうになりました。 ちなみに同じ掲示板には、田舎の村の土地を売ります、という手書きのチラシも張られています。

この数日間、ちょっとした事情からボツワナの縦割り行政の弊害を目の当たりにして閉口しかけていたところだったので、少し気持ちが和らぐ機会になりました。 問題があるのは複雑に入り組んだ行政システムであって、そこで働く個々人ではないという当たり前のことを思い出したようです。

政府がのんびりしていると言えば、昨日の午後に他の省庁での用事を終えて職場に戻るときに、大統領の乗った公用車とすれ違いました。 御付きの警察車両はわずか2台。 10台以上の車を引き連れて移動している前任国のタイとは比べ物にならないぐらいののんびりさです。 ボツワナは南部アフリカで唯一警察官が銃を携帯していない国と言う話ですが、治安が良いからこそ可能なのんびり加減なのかもしれません。

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