ボツワナ日記

ニーハオ

ハボロネの街なかを歩いていると、時折すれ違う見知らぬ人から「デュメラ(こんにちは)」と声をかけられます。 南部アフリカの中ではあまりフレンドリーではないと悪評もあるツワナの人々ですが、一目見て外国人とわかる私には愛想も良くしてくれているのでしょうか?

そんな風に見知らぬ人に声をかけられることにも驚かなくなりましたが、時々「ニーハオ」と言われることもあります。 私にボツワナ人と隣国のジンバブエ人との区別がつかないように、彼らにも日本人と中国人の違いがわからないようです。 しかもこの国に長期滞在している日本人の数はたったの40人余り。 千人の単位でいると言われている中国人に間違われても仕方ありません。 ただ困ったことに、ボツワナでは中国人に対する差別がひどいらしく、私にかける「ニーハオ」にも半分からかいが混じっているように感じることもしばしばです。 そういう時に日本人だよ、と言うと急に手のひらを返したように親切にされると、自分が差別されているわけでもないのに余計に哀しい気分になります。

いろいろと話を聞いてみると、中国人は非常に商売っ気があるところが嫌われているとのこと。 私からしてみれば中国人と同じかそれ以上に商売っ気があると思われるインド人に対しては、「成功したビジネスマン」というようなイメージがあるようで、なぜかインドへの印象は良いそうです。 インドで1年弱暮らして、正直なところもうインドはこりごりの私には理解できない・・・。 お互いをよく知ることでしか差別はなくならないと言いますが、ところ変わればイメージも変わるものなのでしょうか?!

当たり前のこと。

少し考えてみれば至極当たり前のことですが、ボツワナは南半球にあるので日本と季節が逆になります。 そこまでは簡単に理解できるのに、この数日驚いているのが日々遅くなる日の出。 こちらに来た1ヶ月前より(感覚的には)20分ぐらい日の出が遅くなっているでしょうか。 今朝もいつもと同じ6時に起床したら、まだ明るさが本格化していない状態で、また日が短くなったことを感じました。 普段慣れている暦とか気候とは全く反対の地にいることを改めて思います。 夏至の日にこちらでは一番日が短くなることぐらい頭では理解していても、感覚がついていけない、そんな感じです。

さて、今日を含めてボツワナ生活は残り3週間になりました。 まだまだやるべき仕事が山積みでかなり焦りもでてきましたが、とりあえず頑張ります。

羊(メス)売ります。

幹線道路沿いで家畜の放牧を見ることも珍しくないハボロネですが、昨日の朝、出勤してみたら、庁舎の中央玄関にある掲示板に「羊(メス)売ります。 健康に成長済み。 1頭400プラ。」の張り紙がありました。 メスの羊が8,000円というのは果たして手頃な値段なのだろうかと疑問に思うと同時に、こういった張り紙を許可するとってものんびりした政府機関の様子に噴きだしそうになりました。 ちなみに同じ掲示板には、田舎の村の土地を売ります、という手書きのチラシも張られています。

この数日間、ちょっとした事情からボツワナの縦割り行政の弊害を目の当たりにして閉口しかけていたところだったので、少し気持ちが和らぐ機会になりました。 問題があるのは複雑に入り組んだ行政システムであって、そこで働く個々人ではないという当たり前のことを思い出したようです。

政府がのんびりしていると言えば、昨日の午後に他の省庁での用事を終えて職場に戻るときに、大統領の乗った公用車とすれ違いました。 御付きの警察車両はわずか2台。 10台以上の車を引き連れて移動している前任国のタイとは比べ物にならないぐらいののんびりさです。 ボツワナは南部アフリカで唯一警察官が銃を携帯していない国と言う話ですが、治安が良いからこそ可能なのんびり加減なのかもしれません。

折り返し地点。

日本を出て4週間が経ち、来月20日にはハボロネ出発となるので、今日がちょうど折り返し地点です。 あっという間に半分まできたような気もするし、まだ1ヶ月しか経っていないのかというような気もします。

仕事のほうは少々予定より遅れ気味なので、これから追い込みに入ります。 しばらくは自宅に持ち帰って夜も作業が必要になりそうなので、滞在中に南アのワインを片っ端から試飲するという野望(笑)も当分封印しておかないと。 いろいろやるべきことがあって大変ですが、頑張ります。

2週間が過ぎ。

ボツワナに着いてから2週間が過ぎました。
あっと言う間だったような気もするし、まだそれだけしか経っていないのかというような気もします。 暑さにも随分身体が慣れたのか、昨日は曇り空で25℃ぐらいだったのを寒いと感じました。(適応力は相変わらずのようです。) 毎日日焼け止めをしっかり塗りこみ、雨傘を日傘代わりにさして歩いているので、なんとか日焼けだけは防げているようです。

仕事のほうも一応順調で、来週は初の地方出張で南ア国境近くの街へ出かける予定です。 人口2万人程度の街で、成人人口のHIV感染率が32%という、ある意味ボツワナでは「平均」的な街のようです。 都市部では見られない何かをたくさん見てきたいものです。

2週間経って、ちょっと恋しいもの。
・美味しいコーヒー(こちらのコーヒーは安くて風味の弱い輸入物)
・新鮮な魚とゴボウ・レンコンなどの根菜
・日本酒!!(笑)
・海(ボツワナは内陸国です。ダイビングしたい。)
・くだらない日本のテレビ番組
・ピアノ弾きたい

とは言っても、期限付きのアフリカ暮らしならたいていのことは我慢できるものです。 残り6週間、いろいろ頑張ります!